
電子商取引事業を情報化社会における知識資本主義という視点で見たときに、事業の資本としては、貨幣資本以外に下記に上げる5つの資本を増やすことが大切であると考えます。
一般財団法人日本電子商取引事業振興財団は、この5つの「お金では買うことのできない資本(財産)」を会員各社が効率よく増やす「場」を提供することにより、電子商取引事業運営におけるコストダウンを実現していただくことを目標とし、それによって得られた収益を社会に還元することで、健全でより豊かな消費社会の構築に結びつけるための事業活動を行っております。
知識の資本(財産)を効率よく増やす場
電子商取引のための専門的な知識や、様々な情報を基に仮説、実践、検証、改善を繰り返す中から構築されてきた、WEBマーケティングに代表される知恵を集積再配分する場を構築し、会員各社の技術やスキルを向上させ、社会インフラとしての電子商取引の利便性や信頼につなげます。(メーリングリストコミュニティー運営や勉強会開催など)
関係の資本(財産)を効率よく増やす場
企業の大小に関わらず、人的ネットワークの有用性が、事業の発展、永続に大きな役割を持ちます。電子商取引技術の知識が少ないと思われる場合でも、その技術知識やサービスを提供できる人との人的ネットワークを持つことにより間接的に知識を得ることで、会員各社の技術やスキルを向上させ、社会インフラとしての電子商取引の利便性や信頼につなげます。(情報親睦会の開催など)
信頼の資本(財産)を効率よく増やす場
社会的な信頼のある当財団のような機関が、事業の信頼性の後ろ盾となることにより、会員各社の社会的信頼を構築していくことが可能になり、この信頼が得られることにより、人的ネットワークを広げることにもつながり、知識情報との接点をより増大させ、社会インフラとしての電子商取引の利便性や信頼につなげます。(会員カード発行、会員バナーの配布など)
評判の資本(財産)を効率よく増やす場
メディアへのリリースなどを通じて当機関が電子商取引事業とそれに関わる事業社の活動を紹介するような機会を設け、社会的な評価をより強固なものとしていき、その結果会員個々の事業社に対する社会からの信頼をも得やすくなり、社会インフラとしての電子商取引の利便性や信頼につなげます。(プレスリリースや、マスコミへのご紹介など)
文化的な資本(財産)を効率よく増やす場
当財団の会員活動は、「感謝」の心から生まれる「相互扶助」的関係性を大切に、互いに励まし合い切磋琢磨しながら、新たな文化として共有し発展させようという志があります。
従来の商取引における文化と心を大切に継承しながら、新たな時代を共に育てることにより、電子商取引事業のよりよい信頼と評判が生まれやすくなります。すなわち、単なる貨幣資本だけでなく、会員各社の情報知識資本(財産)を増やすと言うことが事業の発展に欠かせないことであり、その資本を各商売人である会員事業者間にて、相互扶助、つまり、「お互い様の心」で最大化する「場」を作り、社会インフラとしての電子商取引の利便性や信頼につなげます。(カンファレンスの知識情報共有会議、会員目的達成率の共有など)
『知識資本主義』の時代には、単なる貨幣資本だけでなく、この5つの資本(財産)を増やすことが事業の発展に欠かせないと考えております。
一般財団法人日本電子商取引事業振興財団は、この5つの資本(財産)の集積再分配の場を持つことにより、会員各社の事業発展をサポートする事業活動を行っています。
いち早くインターネットという便利なツールを活用することを実践し、この5つの資本を容易に、提供、入手、共有できる術を知っているイーコマース事業者の組織であるからこそ、イーコマース事業を、社会的事業として発展させることができるのは明白な事実であると考えます。
これこそを社会的存在意義とし、一般財団法人日本電子商取引事業振興財団の発展と「社会インフラとしての電子商取引」の発展のあらたな成長段階へシフトさせて参ります。
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