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売れ行きを左右するのは商品画像、ビジュアルキャッチのどっち?

101ネットショップでは、まったく同じ商品を、まったく同じお値段で販売し ても、売れ行きが大きく違う場合が多々あります。たとえば外部の環境と言う意味では、祭事の締め切り間際とか、ほかのお店で品切れだったなど いろいろな影響があります。たくさんのアクセス数があればその分たくさ ん売れ易くなるのは言うまでもありませんが、それらが全部同じ条件だとしても、売れ行きが店長さんの実力で変わる事はご承知の通りです。その 売れ行きを左右する一番大きなポイントが、商品ページの『画像』です。 なぜなら、テキストなどはほとんど読まれないからです。特にドンブランド品はお客様がそれが何者なのかも理解していない状態からアピールする ことが重要です。それではネットショップで画像をどのように考え撮影し ページで表現していけばよいのでしょうか?


『ノンブランド品は画像を制するものが、ネットショップを制する』

と、名言になるほど重要なネットショップの画像の基本的な役割は、大きくわけて二つあります。ひとつは、『ほしいっ!買いましょう!』と思ってもらうための画像と、もう一つは『買って大丈夫かな?ここはどうなっているのかな?』と買っても大丈夫かどうかの確認作業のための画像です. ブランド品や型番商品は、もう商品について信頼がありますので、さほど画像は重要な意味をもちませんが、自社開発の日本の誰もしらない製品や商品などはその価値を画像で感じていただくことが重要です。
では、どういう画像なら『欲しいっ!買いましょう!』と思ってもらえるのでしょうか?ここで、重要になることが商品のニーズとウォンツです。商品を購入するという事は、その商品が必要にならないといけません。要らないのに販売するのは押し売りになってしまいますので注意しましょう。さらに、ほかの物ではなく、これが欲しいと選ばれるためのお客様の利益が必要です。
(詳細参照:ページ制作について https://www.j-fec.or.jp/skill/p/4639

これをテキストでわかってもらうために文章にしたり、口頭で説明したり接客していくのですが、ネットショップの場合は、瞬間的に、まさに2秒程度でわかってもらうという事をスキルとして持っていないと、ほかのネットショップで購入されてしまいます。まさに、ここが、ネットショップの主戦場と考えるべきポイントです。
そもそも、ネットショッピングで購入するという客層は、その商品群のマニアか初心者です。どちらかに照準を合わせるとすると、初心者向けに照準を合わせす。(ネットショップでの成功の肝は[わかりやすさ])
たとえば、グルメのネットショップの画像の目指す事がおいしそうな画像は、[欲しい!買いましょう]という画像ではなく、[買っても大丈夫かな?] という確認の画像です。このことをよく理解して画像を用意しましょう。

文字では、読まれた方が理解するのに時間がかかる情報
文字では、表現できない五感の情報

などを画像で伝えるというところで勝負が決します。

ネットショップは、2秒ルールと表現されますが、お客様がページを訪れて2秒でそのページを読むべきか(価値があるか?)を判断されます。ページを最後まで読んでから買うか買わないかを決めたりはしません。
お客様が、あなたのネットショップのそのページにクリックして来店するとき、どんな『期待』があるのか?その期待にどうアンサーするのか?という最初は、画像で答えます。もちろん2秒が勝負ですよ。
漫才で『つかみ』という用語がありますが、ネットショップではそれと似たようなページ接客でのスタート部分を『ビジュアルキャッチ』といいます。もちろん、漫才のように笑わせたりすることもありますが、ほとんどの場合は『お店がお客様へ共感している事』を考えます。ここで言う共感とは、『YES』とか『そうですね(笑っていいとものテレフォンショッキング)』というニュアンスでの共感です。コツは、一口に言っても共感にはその大きさがあり、ビッグな共感とスモールな共感があります。そして、たとえば『今日は雨ですね』なんていうのは、特に全員がそうですねという、スモールな共感です。『ビジュアルキャッチのコツは共感』と覚え、2秒ルールを踏まえて画像を用意しましょう。

画像撮影のテクニックについてはテキストでは伝えきれないので、具体的なデジカメ撮影の技術についてはこちらのDVDで学習なさることをお勧めいたします。

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商品撮影DVDセミナー[80分] 9800円
https://www.j-fec.or.jp/skill/p/4495